YANO'S BLOG
木造耐火構造の建築のメリット&デメリットについて
2018.03.27 一般建築

木造で、かつ、耐火構造。

耐火構造というのは、普段鉄筋コンクリートや
鉄骨に耐火被覆をした建物じゃないと出来ないと
思われがちです。

しかし、近年、建築基準法の告示や木住協という
団体が取得している「木造耐火の個別認定」を
活用すると、耐火木造建築を作ることが
出来るようになりました。

私の事務所では、いち早くこの技術を取り入れて
これまで、

りゅうせん幼稚園(広島県安芸郡府中町)
城見ヶ丘保育園(姫路市)
廿日市認定こども円(広島県廿日市市)

と、3つの幼保施設で、実現させてきました。

 

【りゅうせん幼稚園 木造2階建 耐火構造】

木造耐火の魅力は、

  1. 他の構造よりも経済的に建設できる
  2. 地元の大工さんによって建設ができる
  3. 住宅用建材がしようしやすい(サッシなど)

という部分がありますが、弊社の場合はさらに

「超高性能の高断熱高気密を取り込んだ
省エネ施設
づくりができる点」

が大きなメリットだと考えています。

現在、一般建築の省エネ化は、一部の特殊物件
で取り組まれている感じで、一般的に普及している
建築では、いまだにそういった意識で、盛り込まれて
いません。

少し専門的な言い方をすれば、
規模が大きくなると提出義務がある省エネ計算書で
通る程度の仕様以上には、ほとんど意識がいって
いないという状況です。

一方世界に目を向けると、欧米での省エネ意識は
非常に高く、日本の建築の2倍以上の断熱性能を
持たせた建築がスタンダードになっています。

そして、日本でもこれから5年、10年経つと
「省エネ建築の評価により高付加価値がつく時代」
がやってくるでしょう。

木造耐火の作り方のメリットとデメリットを
まとめたサイトを作成していますので、
興味がある方は是非そちらからご覧くださいね。

 

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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。