YANO'S BLOG
集中できる環境設定の作り方
2018.11.05 メルマガバックナンバー 子育て 環境引力 発達障害
凸凹症候群と家の関係性やその使い方に
フォーカスして話を進めています。
 
その中でとても重要なのが
「集中力を高める環境づくり」
とお伝えしました。
 
前回は、整理整頓を例にとって
本当に小さなスモールステップを踏む
ことの重要性をお伝えしました。
 
今回お伝えするのは
「集中できる環境設定」
についてです。
 
リビングにTVがあれば、
TVを見てしまう。
 
テーブルにお菓子が乗っていたら
ついつい手を伸ばしてしまう。
 
ビールのストックがあったら
毎日飲んでしまう。
 
これらは、人の無意識に作用する
「環境引力」だという話を
再三してきました。
 
集中できる環境設定も、
環境引力から考えていくと
いいでしょう。
 
例えば次の問いに答えてください。
 
Q1)わが子は、一人の方が集中できるか?
Q2)集中力は続くほうか?
 
答えましたか?
 
Q1は多くの場合、親のそばの方が
集中して、勉強がはかどるケースが
多いです。
 
ただ、これは一般的な回答なので、
わが子が一人の方が集中できる
ケースもあるので、そこをよく
見極めてください。
 
Q2で集中がほとんど続かない場合。
この場合は、工夫が必要です。
 
具体的には、例えば勉強する場合。
 
勉強する場所には、勉強道具以外の
ものが一切目に入らないようにする
ことが重要です。
 
多くの場合、目の入るところに
漫画やアイパッド、お菓子、TV
などがあったりして、気が散って
しまうのです。
 
博多ラーメンの一蘭のカウンターの
ように、隣の人が一切目に入らない
ような工夫を勉強する場所に
ほどこしましょう。
 
そして、ここがポイントなのですが、
少しでもその場所で集中できたら
めいいっぱい褒めてあげましょう。
 
それを繰り返すと、徐々に集中できる
時間も伸びて、集中力も高まってくる
ようになります。
 
これは、基本的に凸凹症候群のお子さん
だけでなく、どんな子供のにも有効に
作用するでしょう。
 
ぜひ取り組んで見てください。
 
八納啓創
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。