観音台障がい者グループホーム新築工事 2018.08 広島市佐伯区

今、日本全国で障害者のための住む場所であるグループホームの数が圧倒的に少なすぎる現状がある。

そういった中、高齢者施設を展開していた、事業者様が、障がい者グループホームのコンセプトに共感して頂き、プロジェクトがスタート。

10人が入れる建物を同時に2棟建て、2018年10月から運用をスタートさせる。建物は、同じ形状のものを90度に突合せ、鏡のようにそれぞれの建物が対比するように見えるような配置にした。

屋内空間は、天井に気を施し、室内温度が一定になるよう高気密高断熱工法を採用し、精神的にも落ち着きやすい空間を作り出した。

建物の大きさは、中心にLDKを配置するレイアウトとし、廊下等無駄なスペースを排除してコンパクトにまとめ上げた。

結果的に快適性と経済性、デザイン性の3軸に特化した施設が完成した。

【建物データ】

構造:木造2階建て
延床面積:63坪(1棟あたり)
建物用途:障がい者グループホーム
場所:広島市佐伯区

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