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デュアルライフ(二拠点生活)のメリットとデメリット/失敗しないための注意点とは?
2022.06.20

リモートワークやテレワークが進み、働き方が大きく変わりつつある今、生活拠点を二つ持つデュアルライフによって仕事とプライベート、両方の生活を豊かなものにしていこうという人々が増えています。

この記事では、デュアルライフを送る上でのメリット、デメリットについてと、デュアルライフをする際に失敗しないようにするための注意点についてお伝えします。

 

デュアルライフ(二拠点生活)のメリット

この章では、都会と田舎などにそれぞれ拠点を持つデュアルライフを送ることで得られるメリットを3つご紹介します。

 

メリット①「最高のストレス発散になる」

都市生活を送っている人は、便利で快適な生活が送れる、自分の好きな職業に就ける、質の高い教育が受けられるなどポジティブな恩恵を受けています。

しかしその一方で、厳しい競争社会を生き延びる必要があり、渋滞や混雑が当たり前の交通事情、生活環境の悪化などストレスが多い生活になってしまうというネガティブな側面も多くあります。

ストレスフルな状態となったらリフレッシュするのが一番ですが、自然の少ない環境ではなかなかそれも難しいところがあります。

そこで、自然豊かな場所にもう一つの生活拠点を持ち、デュアルライフを送ることが出来たら、最高のストレス解消につながります。

屋外で数十分自然を感じるだけで、ストレスホルモンであるコルチゾールの値をぐっと減少させることが出来るという研究結果を、アメリカのミシガン大学の研究者が発表しています。

仕事とプライベートの時間を明確に分けることが出来るデュアルライフを送り、定期的に自然が持つ癒しの効果を感じられれば、仕事にも良い影響を与えてくれますね。

【ストレス解消のため外部にくつろぎ空間を設けた例】

 

メリット②「人脈の幅が広がる」

デュアルライフでは、これまで出会うことのなかった新しい人脈を得るチャンスが広がります。

田舎暮らしを満喫する中で知り合った人々との交流を楽しめるようになると、デュアルライフを送る幸福度がますます上がっていくと思われます。

また、男性は特に働き詰めで、横のつながりを作るチャンスが無いという方も多いと思われますが、仕事の利害関係抜きで付き合える人間関係が出来れば、老後も充実した日々を送れるようになりそうです。

田舎で培った新しい人脈からビジネスチャンスを得るという方も出てきそうですね。

 

メリット③「健康面のプラスにもつながる」

デュアルライフで、自然の恩恵を受けるとストレス解消につながるばかりでなく、自分に合った場所を選べば、より健康的な生活を送ることが可能です。

例えば、花粉症に悩んでいるという方は、花粉が飛ばない環境だと言われている沖縄に拠点を持ち、春や秋は沖縄で過ごすようにすれば、花粉症の不快感から解放されますね。

また、シニア層の方々は冬場のヒートショック対策をしたいものです。

ヒートショックとは、冬の住宅内の温度差などにより、循環器系の疾患が生じるという事ですが、冬の寒さが厳しくない環境に生活拠点を持てば、一番のヒートショック対策が出来ます。

 

デュアルライフ(二拠点生活)のデメリット

続いて、デュアルライフがデメリットになってしまう3つのパターンについてご紹介します。

 

デメリット①「かえってストレスを感じてしまうパターン」

どんなに魅力的な場所に二拠点目を設けたとしても、移動時間をストレスに感じる人や、行ったり来たりする生活を慌ただしく感じてしまい、気が休まらないという方もいらっしゃると思います。

例えば、夫にとって、デュアルライフ生活は性に合っているものだとしても、妻にとっては全然合っていないというようなケースもあるでしょう。

デュアルライフを送るにあたって、家族がいる場合には家族全員が望んでいる生活かどうかが重要なポイントになってきます。

家族一人一人が本音の部分でデュアルライフ生活をどう感じているかよく話し合うことが必要です。

家族の幸せを考えてデュアルライフをスタートさせたとして、一人でも喜ばない人がいれば、逆効果となってしまいます。

 

デメリット②「生活リズムに支障をきたすパターン」

デュアルライフに求める要素として、メリハリのある生活があるかと思いますが、目的意識をしっかり持っていないと、生活にハリが無くなり、バランスを大きく崩してしまうという方も中にはいらっしゃいます。

実際に以下に述べるようなことがありました。

東京で家族と暮らしているAさんは、自然豊かな環境を求めて八ヶ岳にも生活拠点を構えて、デュアルライフ生活を送るようになりました。

ところがだんだん、東京より八ヶ岳の住まいで過ごすことが増えていき、Aさんは仕事のために東京へ出向くのがおっくうになってしまいました。

そうして、9割がたを八ヶ岳で過ごすようになってしまったのです。

一家を支える大黒柱であるAさんは、言わば引きこもり状態に。

当然仕事には大きく支障が出るようになり、結果、一家は路頭に迷い、離散してしまうというとても不幸なことになってしまいました。

リフレッシュが目的の二拠点目の生活拠点の居心地が良すぎて現実逃避してしまい、社会からドロップアウトしてしまうというケースがたまにあります。

デュアルライフ生活が自分に合っているか、自身と向き合って確認する必要がありそうです。

 

デメリット③「浪費になってしまうパターン」

デュアルライフは、生活拠点が2つになる分、2軒分の出費がかさみます。

資金面の問題をクリアしていて、デュアルライフが投資に見合ったメリットをもたらすのであればいいのですが、中には見栄を張るために無理をしてしまうというケースも見られます。

他人の目を気にして、設備などを華美なものにしてしまい予算を大幅にオーバーしてしまったり、デュアルライフをそれほどしたいわけでは無いのに、勢いで二拠点目を作ってしまったがために、利用しないで維持費ばかりがかかってしまうなど、後悔する人も中にはいます。

どのような目的でデュアルライフを送りたいのかよく見極めてから検討する方が良いですね。

【部屋数や広さなどを必要最小限に抑えコンパクトな平屋とした例】

 

デュアルライフ(二拠点生活)失敗しないための注意点

デュアルライフが流行っているからと言って、よく考えないで行動してしまうと大失敗となりかねません。

そこで、デュアルライフを検討する際の注意点を3つ解説します。

 

注意点①「デュアルライフについて家族全員で話し合う」

デュアルライフは、一緒に生活を送る家族全員一致で賛成することが大前提です。

具体的には以下のような点についてよく話しあうことをおすすめします。

 ・生活拠点が2つになることについて

 ・二拠点目のエリアや物件を気に入っているかどうか

 ・移動時間や移動手段についてはどうか

 

注意点②「宿泊体験をして、本当に実現したいかどうか確かめる」

デュアルライフの候補エリアが決まったら、土地や物件探しをする前に、まずは宿泊体験をしてみて本当にデュアルライフを実現したいのかどうかを確かめてみると良いでしょう。

この場合は、できればホテルではなく、貸別荘やコテージなど実際の生活スタイルに近い形で宿泊されることをおすすめします。

また、滞在中も観光気分で過ごすのではなく、住もうとしているエリアを歩いて見て回るなど細かいところまで確認すると良いでしょう。

生活に必要なお店や病院の位置、交通事情など、いろいろな視点から自分たちの二拠点目に相応しいエリアかどうかをしっかりチェックしてみてください。

 

注意点③「費用面はシビアにチェックする」

どんなに素晴らしいデュアルライフが実現できたとしても、それを支える費用面に無理があれば、その事がストレスになってしまい、生活を楽しめなくなってしまいます。

ストレス発散のためのデュアルライフが、ストレスを生むようでは本末転倒なので、費用面に関してはシビアなチェックが必要です。

二拠点目を考える上で必要なお金は初期費用と維持費、移動交通費です。

お金の事は特に慎重に検討するようにしてください。

 

サマリー:デュアルライフ(二拠点生活)のメリットとデメリット/失敗しないための注意点

この記事では、デュアルライフのメリットデメリットや導入するにあたって気を付けたいポイントについてお伝えしてまいりました。

デュアルライフが自分自身や家族に合っているかどうか?資金面がクリアできるかどうかなど、導入する前にしっかりと検討したいポイントがありますので、一目ぼれで物件を購入するような事だけは避けていただきたいです。

自分や家族に合ったデュアルライフを送ることが出来れば、お金には代えられない人生経験や人脈、健康的な生活を得ることが出来ますので、人生の満足度を上げるためにも、デュアルライフを検討してみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。