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吹き抜けの平屋/高天井の平屋のメリット・デメリット
2022.10.04

「吹き抜け」も「高天井」も言葉からは開放感のある家をイメージすることができますね。

こちらの記事では、吹き抜けと高天井の違いをはじめ、高天井の平屋の3つのメリットと3つのデメリットについて詳しく紹介しています。

 

吹き抜けと高天井の違いとは

まずは、吹き抜けと高天井の違いを理解するために

  •  
  • ・吹き抜けとは
  • ・高天井とは

この2点について紹介させてください。

 

吹き抜けとは

吹き抜けとは、2階建て以上の構造で上階の床がくり抜かれている空間のことです。

2階層分以上くり抜かれている空間が吹き抜けなので「吹き抜けの平屋(階層が1階層の建物)」は存在しないということになります。

【L・D上部を吹き抜けとした例】

 

高天井とは

高天井(たかてんじょう)とは、単純に1階層の天井が高いことです。

2階建ての場合でも、2階部分の天井が高い場合は高天井となります。

 

高天井の平屋の3つのメリット

この章では、高天井の平屋のメリットについて以下の3つを紹介します。

  •  
  • ・メリット1:開放感の演出
  • ・メリット2:形状を自由にできる
  • ・メリット3:資産性
  •  

メリット1:開放感の演出

高天井のメリットは、通常の高さの天井とは全く違う開放感を演出できることです。

通常の家の天井の高さは2.3〜2.7mが一般的です。

平屋で高天井にする場合は、屋根の勾配に合わせると4.5mくらいまでの高さにすることが可能です。

天井の高さと空間を生かして十分に採光することもできますし、大型照明やインテリアを楽しむこともできます。

 

メリット2:形状を自由にできる

高天井にすると、自由な天井形状にすることが可能です。

屋根の形状と高さに合わせてめいっぱい空間を取ることも可能ですし、天井の一部を低くして、一部を高くするなど自由に空間をデザインすることができます。

 

メリット3:資産性

高天井の家は、資産性を高く保つことができます。

住まいの特徴として、高天井の空間は非日常感を演出してくれますので、自宅で音楽を演奏する方や、人を招き入れることの多い方などにとっては、とても魅力を感じる家となります。

現状、高天井の住宅は少ないので、資産価値の高い家の特徴の一つとして謳うことができます。

【平屋のL・D上部を屋根の高さまでめいっぱい高くした例】

 

高天井の平屋の3つのデメリット

この章では、高天井のデメリットとして以下の3つを紹介します。

  •  
  • ・デメリット1:室温の問題
  • ・デメリット2:残響音
  • ・デメリット3:独居の場合の孤独感
  •  

デメリット1:室温の問題

高天井の家は、通常の家より空調が必要な空間面積が広いので、高気密高断熱化しなければ光熱費が莫大にかかってしまいます。

夏は暑く冬は寒いといった、住みにくい家になってしまわないように、断熱性能はHEAT20のG2グレード以上にすることをおすすめします。

「HEAT20」とは、地球温暖化とエネルギー問題の対策を議論する「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」という一般社団法人の略称です。

HEAT20では日本を8つの地域に区分。地域ごとの気候に応じた住宅の断熱性能の基準値をG1・G2・G3という3つのグレードで定めています。

参考:http://www.heat20.jp/index.html

 

デメリット2:残響音

高天井の部屋は、残響音が残りやすいというデメリットがあります。

手を叩くとパンと響き、話し声がこだましてしまうので対策が必要となります。

残響音対策としては、天井に吸音する素材を用いたり、床に絨毯を敷くと良いでしょう。

また、壁の一面に厚手のカーテンを設置すると、天井・床・壁のいずれかが吸音してくれるので残響音を減らすことができます。

 

デメリット3:独居の場合の孤独感

一人暮らしの家の場合は、高天井にすると孤独感を感じやすくなるというデメリットもあります。

高天井のリビングで一人でポツンと過ごすと、寂しさや孤独感を感じやすくなってしまう可能性があります。

また、寝室を高天井にすると落ち着かず、安眠できない可能性もあるので注意が必要です。

 

サマリー:吹き抜けの平屋/高天井の平屋のメリット・デメリット

こちらの記事では、吹き抜けと高天井の違いをはじめ、高天井の平屋の3つのメリットと3つのデメリットについて詳しく紹介しました。

吹き抜けと高天井の違い

吹き抜け

2階建て以上の構造で上階の床がくり抜かれている空間のこと

高天井

単純に1階層の天井が高いこと

 

高天井の平屋のメリットとデメリット

メリット1

開放感を演出できる

メリット2

自由な天井形状にすることができる

メリット3

資産性を高く保つことができる

デメリット1

高気密高断熱化しなければ光熱費が莫大にかかる

デメリット2

残響音が残りやすいので対策が必要

デメリット3

独居の場合は孤独感を感じやすい

 

高天井は、メリットとデメリットを十分に理解した上で、ライフスタイルや部屋の使用用途にあわせて取り入れてみてくださいね。