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中庭のある平家のデメリット|中庭をおすすめできない3つの理由
2022.10.07

中庭がある家を想像すると、明るく優雅なイメージが思い浮かびますね。

しかし、中庭をつくることによるデメリットも存在します。

この記事では、中庭のある平屋の3つのデメリットについてや、中庭以外で家の中に癒しの庭空間を作る方法について紹介しています。

 

中庭のある平屋3つのデメリット

まず、中庭のある平屋のデメリットについて以下の3つを紹介します。

  •  
  • ・家相が大凶になる
  • ・風の通りが悪くなる
  • ・広い敷地が必要になる

 

家相が大凶になる

平屋に中庭を作ると家相や風水の観点から大凶になってしまいますので、あまりおすすめできません。

中庭を取り入れた間取りは、家の形が「ロの字」か「コの字」になってしまいます。

家の中心に「屋根を設けていない庭=外」があると、家の安定感が失われてしまい、家庭内の人間関係も外を向き、冷めてしまう事につながりかねません。

このような「ロの字形」か「コの字形」の間取りは「欠け」と言われており、家相は凶相となりますので、中庭を作るときは注意深く検討する必要があるでしょう。

間取りの「欠け」についてはこちらの記事内で詳しく紹介しています。

ガレージハウスを建てる時に注意したい風水と家相の具体的な対策

 

風の通りが悪くなる

中庭は風の通りが非常に悪く、中庭空間の空気が淀みやすくなります。

雨などが降った後の乾きも遅く、湿気もたまりやすくなってしまいます。

特に日当たりの悪い部分はカビが生えやすくなるので注意が必要です。

また、安易に中庭側の窓を開けて風通しを良くしようとすると、湿気を帯びたカビ臭い風が入ってくる場合もありますので、状況を見ながら窓を開けるようにしなければなりません。

 

広い敷地が必要になる

中庭を作るのであれば通常の平屋を建てるよりもさらに広い敷地が必要となります。

ただでさえ平屋は広い敷地が必要ですが、家の真ん中に中庭を作ることでさらに広い敷地が必要となり、居住面積は狭くなってしまいますので注意が必要です。

 

平屋におすすめなのは坪庭

家の中に映える庭空間をつくりたいのであれば、中庭より小さな「坪庭(つぼにわ)」がおすすめです。

 

坪庭とは

坪庭とは、外壁部分に則した1坪くらいの小さな庭で、3方向が目隠しの壁で囲われた癒しのスペースです。

坪庭であれば、壁をつくることにより間取りの欠け(凶相)を無くすことができます。

また、目隠し壁の間から風を呼び込むことで、中庭のように淀んだ空気が停滞することもありません。

 

半屋外空間が手に入る坪庭

中庭を作りたいとご希望の方は、人目を気にせずにくつろげる半屋外空間が欲しいという考えをお持ちの方が多くいらっしゃいます。

そのような希望にも坪庭であれば十分に対応が可能ですし、色々なバリエーションをご提案することもできます。

実際過去に、「中庭が欲しい」とご希望のお客様がいらっしゃいましたが、中庭のデメリットをはっきりとお伝えした上で、坪庭を提案させて頂いた事例もあります。

【建物をコの字型とし坪庭を計画した例】

 

中庭が欲しいとお考えの方は、そもそもなぜ中庭が欲しいのか理由を棚卸して考えてみると、坪庭を検討する方向性も見えてくるかもしれません。

家相、風通し、カビ、敷地などデメリットのことを考えると、あえて中庭に固執するメリットは少ないと言えます。

設計事務所や工務店に「中庭を作りたい」と希望を言うと、ただ要望に応えようとして家の真ん中に中庭を作る提案をしてくれるかもしれませんが、デメリットに関する知識や経験が少ない可能性がありますので注意が必要です。

施工主自身の正しい中庭への知識と、自己判断が大切となります。

 

サマリー:中庭のある平家のデメリット|中庭をおすすめできない3つの理由

こちらの記事では、中庭のある平屋のデメリットについて以下の3つを紹介しました。

  •  
  • ・家相が大凶になる
  • ・風の通りが悪くなる
  • ・広い敷地が必要になる

そして、中庭ではなく家の中に癒しの庭空間を作る方法「坪庭」について紹介しました。

  •  
  • ・坪庭とは、外壁部分に則した1坪くらいの小さな庭であり、3方向が目隠しの壁で囲われた空間

また、坪庭でできることについても紹介しました。

  •  
  • ・3方向に壁をつくることにより間取りの欠けを無くすことができる
  • ・淀んだ空気が停滞しにくい
  • ・人目を気にせずにくつろげる半屋外空間がつくれる

 

中庭をどうしても作りたいとお考えの方は、なぜ中庭が欲しいのか理由をじっくりと考えて、坪庭の方向性も検討されてみてはいかがでしょうか。