YANO'S BLOG
多くの人が家の予算の目安を「とんでもなく安く」勘違いしている事実
2019.07.27 家づくり成功のツボ 資産 お金
※以前書いたコラムを2019年バージョンで書き直したものを掲載します
 
私はとあるサイトで、事務所紹介をさせていただいていますが、そこから来る資料請求や問い合わせを見ると、家にかかる予算をびっくりするくらい低く見ている人が多いです。そして、類似サイトのいろいろな投稿を見てもそうお思います。
 
サイトに類似している特性です。
 
 ▼東京の狭小敷地で土地代込みで2500万円で建てたい
 ▼1000万円で30坪のガレージハウスを建てたい
 ▼2000万円で土地代込みで中庭のある家を建てたい
 
など、私の目から見たら
 
「軽く+1000万円はかかるよ!」
「都心に行けば+2000万円ぐらいかかるよ〜」
 
といったものが多いのです。ちょっと吠えたくなります(笑)
特に、2019年の今の時点では、ほんの数年前に比べると価格はさらに1割近く高くなっています。
 
なぜ、このように価格を勘違いするようなことが起きているのでしょうか?
 
その理由の一つとして、地方なら土地代込みで2500万円、都会なら4000万円で購入できる建売住宅のチラシなどを見ることがありますが、そう言ったチラシを見て、家の価格をイメージしているんだと思います。
 
例えば、
「このチラシを見ると総額2500万円。この辺りの土地相場から言うと、土地代が1500万円だから、家は1000万円で建つのか・・・」といった憶測が、大きなズレを生んでいます。
 
例えば先ほどの地方の例でいうと、上記の2500万円には、庭を作る費用、登記費用、火災保険料、その他もろもろの費用などが入っていません。だいたいその他の費用で+500万円ぐらいかかります。そうなると財布から出て行くお金の総額は3000万円。
 
しかも、そう言った建売住宅の家の多くは、省エネの現行基準(H4年基準)で作っているので、暑くて寒い家。光熱費もアパートやマンションに住んでいた人から見るとびっくりするくらいにかかります。
 
もちろん、そう言ったことを知った上で家を購入しているのなら問題はありませんが、多くの場合が「そんなの知らなかった!」と後から後悔します。
 
アパート暮らしをしていた人が、普段の光熱費が2万円前後で収まっている場合、少し山際の寒いところに行くと軽く3万円を超えてしまうという事例もたくさんあります。住宅ローン以外に、光熱費が高くなることを想定してまで収支計画を組んでいないケースも多く、家計が困窮して苦しんでいる人もいるほどです。
 
しかし、そんなことは口が裂けても人には言えないので、ベールに包まれたままなのです。。。
 
本人たちからすると、念願のマイホーム。
繰り返しますが、住んでみると暑くて寒く、居心地もそんなによくない・・・・。
しかも、光熱費が生活費まで圧迫している・・・・(涙)。
 
こういったズレが生じないためにも、家を購入する本人が、ある程度勉強しないと満足いく家が手に入らないのが日本の実情です。2020年の次世代省エネ基準の義務化が見送りになったのも、今の日本の象徴です。
 
20世紀後半、日本では家をスクラップ&ビルドの耐久消費財の一つとして取り扱ってきました。
 
家=不動産と思っている人も多いかも知れませんが、住宅ローンを払い終える頃に家の寿命が来るものは不動産ではありません。
 
不動産とは、今の緩やかな右肩下がりの経済の中では、子供や孫の代まで快適に使いこなせる建物とすることではじめて資産価値が付いてきます。
 
そのためには、最低限、長期優良住宅にも耐えうる耐久性仕様にすること、断熱性能に関しては次世代省エネ基準の1.5倍ぐらいの省エネ性能(HEAT20グレード1相当)は欲しいところです。
耐久性の高い家

80年、100年と持つ家を作ることが孫の代への資産に繋げる秘訣です

 
それと、予算オーバーしないためには、別の回のコラムでもお伝えしましたが、
「私たちの財布から出て行く総額がいくらになりますか?別途、費用が発生しないように教えてください」
と、メーカーや工務店、設計者などに常に言うようにしましょう。
 
家を購入しようと思う人が周りにいれば、ぜひこの文章をシェアしてください。
 
 
 
 
 
 
 
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