YANO'S BLOG
アスペルガーや発達障害などの凸凹症候群には、特に○○を高める環境づくりが重要
2019.08.19 発達障害
 
発達障害=凸凹症候群
 
ここの認識が進むと、発達障害で取り扱われているテーマや処方は、多くの人が生きづらく感じていることを解決してくれる糸口にもなるでしょう。
 
また、アスペルガーとADHDの違いなども理解できたでしょうか?
 
発達障害は、知能指数の高い自閉症とも言われています。
 
あまり専門的に話をすると、混乱しそうなので、
 
・発達障害=凸凹症候群
 
・凸凹症候群には、主にアスペルガーやADHDがある。
 
・アスペルガーとADHDは完全に区別できるものではなく、混合して内在しやすい
 
ということを押さえておいてください。
 
さてこの凸凹症候群。
 

どのように取り組んでいけばいいのか?

一言でいうと、「凸を伸ばすことに集中する」ことに尽きます。
 
日本では、できるだけ平均的に物事が出来るよう学校教育などでも取り組んできた歴史があります。
 
しかし、凸凹症候群の場合は、凹の部分を補うようにそこを鍛えることは困難を極めます。 
 
それ以上に凸をフルに発揮できる状態に高めることが重要です。
 
なぜなら、これからの時代、というかもうすでに、AIが到来して数年経っていますが、AI時代に大切なのが、「凸を磨いている人材」だからです。機械には出来ずに人にしか出来ないこと。
 
これがこれからのキーワードになるでしょう。
 
その時に大切なのが、凸を育てるライフスタイルデザインと家の使い方なのです。
 
ここでようやく凸凹症候群と家の関係性が見えてきましたね。
 

凸を伸ばすためにはまず何を意識することが重要か?

心理カウンセラーの妻とこの話をする時に出てくるのが、「集中力を高める環境づくりが重要」です。
 
凸凹症候群の場合、凸に集中することがとても重要で、集中するための体質改善と住環境設定がとても重要になるわけです。
 
体質改善に関しては私の妻のメルマガなどをとってぜひ勉強してください。
 
※彼女の小冊子を申し込むとその後メルマガが届きます。
 
私は、凸に集中できる住環境設定の話をしてきましょう。
 
さて、この住環境設定。
 
まず大切なのは、「夫婦の共通認識を持つ」ことからスタートします。
この凸凹症候群ですが、夫婦で共通認識を持てるかどうか?これはとても重要です。
 
「俺は仕事を一生懸命やっている。お前は家事と子育てが仕事だろう!!ちゃんとやってくれよ」
 
流石に最近はこのようにいう夫は減ったと願いたいですが、このように言われると「やっぱり私の育て方が悪いのかしら・・」と女性は思ってしまいやすいものです。でも、それは違います。
 
凸凹症候群の子どもがいる場合は明らかに世の中の常識的な子育て法だと育てにくいのです。
 
散らかして片付けられないことも多く、それを一般的な常識に当てはめて片付けさせようとしてもほぼうまく行きません。
 
例えば、私がこういったときに一般的に伝えているのは「子供にルールを決めさせる」というものがあります。
 
おもちゃが片付けれなかったら翌日はおもちゃを没収する。
例えば、子供からそういったルールの提案があったとしましょう。
 
大人からすると、散らかしたおもちゃを全部片付けることをイメージするかも知れませんが、一般的にでも半分片付ける事ができれば良くできた方です。
 

凸凹症候群の子どもは、一つも片付けれないことが多い

そこで「あなたが決めたルールでしょ!」と、言い合いを始めてしまうと「片付けようと思っていたのになんでそんなことを言うの!」といった感じで、売り言葉に買い言葉で泥沼にはまります。
 
こう言う場合は、親が一つ片付けるのを手伝ってあげたりして、そのあとにその子が一つでも片付けることが出来たなら「わぁ、すごい。片付け出来たわね!」べた褒めをするのです。
 
・・・・大げさだと思いますか?
 
ポイントは、本当に細かく小さなベイビーステップを踏んでいくことです。
そうすることで、その子は少しづつ、整理整頓をする習慣が身についていくのです。
 
 
 

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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。