YANO'S BLOG
新築の住宅にどれくらいの経費が含まれているのか?
2018.08.15 家づくり成功のツボ メルマガバックナンバー
前回は、不動産価値の高い家として
マンションなどの浅築の物件のことを
紹介しました。
 
では、新築で資産性の高い家はないので
しょうか?
 
残念ながら、かなり少なくなります。
しかし、無いわけでもありません。
 
ここは、資産性の高い家を設計する
ことを普段から意識している立場から
お伝えしましょう。
 
以前、資産性の高い家をどのように
考えればいいかシリーズでお伝えしたことが
 
ここでは、より実践的な話を伝えましょう。
ポイントは2つです。
 
 ・建設コストにおいて経費率の低い
  家にする
 
 ・狭小地の資産性の高い土地を取得する
 
です。
 
経費率というのは、2回前のメルマガで
お伝えした、
 
 ・広告代
 ・モデルルーム代
 ・カタログなど資料代
 ・営業マンの人件費
 
や、上記に
 
 ・設計料
 ・会社の維持経費
 
などを加えたものです。
 
特に、会社が大きかったり、CMなどを
どんどんやっていたり、モデルハウスを
持っているような会社の場合は、
建設費の約4〜5割が経費になっています。
 
土地代が別で家の値段が3000万円の
家だとすると、1200〜1500万円が
経費になっているのです。
 
営業マンに動いてもらっている経費も
それなりにかかっているのも忘れない
ようにしましょう。
 
最近いろんなところでデータが公開されて
いますが、ざっくりと伝えると
 
ハウスメーカーや住宅展示場で全国展開
している工務店が4〜5割
 
工務店+設計事務所が約2.5〜3割。
 
工務店単独の場合は、
2割が経費になっています。
 
このように、
新築において、建設費における経費率は
家の資産性に大きく影響します。
 
もう一つの狭小地に家を手に入れる話は
次回お伝えします。
 
 
八納啓創
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。