YANO'S BLOG
夫婦の意見を深い部分ですり合わせる方法
2019.12.17 動画 幸せな家造り 基本の「き」 家づくり成功のツボ 男女の心理
ある家づくりの設計打ち合わせで、人を招き入れる家にするかどうか?について夫婦で意見が分かれていたことがありました。
 
奥様は、人を招き入れる家にしたい。
ご主人は、人を招き入れたくない。
 
あなたがこの夫婦だったらどのように対処しますか?
設計士の人はどうでしょう?
 
このことを語った動画がありますのでよかったら合わせて見てください。
 

 
 
時間がない方は、話を続けましょう。
対処法は思いつきましたか?
 
設計士の人はこういった話の場合、2人の意見をじっくり聴き、そこからそれぞれの思いの強さからご夫妻でどうされますか?と聴くことが多いでしょう。
 
夫婦の場合は、どちらの思いが強いか?どこまで妥協できるか?という形で話を解決しようとするかも知れません。
 
どの対処法がいいか悪いか?という訳ではないのですが、私がお勧めしたいのは「潜在意識の中にある本当の思い」にまず本人が気づき、お互いにそのことを認識したから、判断するという方法です。
 
潜在意識の中には、あなたが忘れ去っている「記憶」やそのように思うようになった「価値観」「観念」が眠っています。そこを探っていくのです。言葉が難しく聞こえるかもしれませんね。
 
具体的にいうと、「なぜ家に人を招き入れたいか?招き入れたくないか?」という価値観は、子供の頃からの経験でそういうふうに思うようになっている可能性があり、そこを探っていくイメージです。
 
ここでパワフルかつ一番シンプルな質問は
「子供の頃人を招くような家に住んでいたのですか?招かないような家に住んでいたのですか?」
というものです。
 
興味深いことに、この質問に対して奥様は、「子供の頃いろんな人が出入りする家で、食卓にも家族以外の人がいることも多く、それが楽しかった」と答えました。
 
それに対して、ご主人は「家族以外の人が家に来ることはほとんどなかったし、それが落ち着く」と答えました。
 
その話をそれぞれが聞いて、「なるほど、そういう過去の思いから今の思いが出ていたんだ」ということに気づけたのです。
 

そこまでたどり着くと、夫婦の場合は2人で話し合えるようになるでしょう

 
人には様々な好みや価値観があります。
しかし、夫婦や家族でお互いの好みや価値観をぶつけ合ったり、妥協して暮らすのは、勿体無いと私は考えています。
 
必ずその思いには、「潜在意識」に落とし込んで今では忘れてしまったような背景があったりします。
 
これは、「子供部屋」に関する夫婦のそれぞれの思いも同じです。
 
自分が子供だった頃の部屋での過ごし方で、我が子にどのような部屋を与えたいか?を決めているケースが実は多いのです。
 
「自分は小さい頃1人部屋で寂しかったから、部屋は区切らない」
 
「1人部屋がなく、プライバシーがなかったから我が子には与えてあげたい」
 
表向きには、子供部屋は不要、子供部屋は必要という程度で要望が出て来るだけですが、このような形で、要望の背景に思いが眠っていることがあります。
 
ここの思いをお互い知ると、自分たちの思いで決める以外にもわが子の資質を見て決定する選択肢も目に入ってくるでしょう。
 
これは、家づくりの時ばかりでなく、普段の生活において「お互いを尊重し合いながら物事を構築していく」ことはとても重要です。
 
ぜひ、夫婦や家族で話し合う時に、この視点を思い出してみてください。