YANO'S BLOG
Q&A)夫の反対をどのように受け止めればいいでしょうか?
2018.09.21 Q&A 家づくり110番 メルマガバックナンバー パートナーシップ
最近、ダイニングテーブルで勉強する
子供が増えていますが、その本質的な
意味を理解している人はあまりいません。
 
前回のQ&Aでは、その本質的な
部分に対してのお答えをしました。
 
周りでこの知識を知らない人が
いましたら、ぜひシェアしてください。
 
さて、今回は
「パートナーシップ」に関してです。
 
特に相手に反対されたとき
どのように捉えていけばいいでしょうか?
 
Q&Aは家づくりに対してですが、
万人にも応用できる考え方ですので
参考にしてみてください。
 
 
◇今回のQA 
夫の反対をどのように受け止めれば
いいでしょうか?
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(質問)
マイホーム購入に夫が反対しています。
二人とももうすぐ32歳になります。
子供が2人いますが、最低三人は欲しい
と話しています。
 
子供を伸び伸び育てたい思いもあり
マイホームを購入したいと
考えています。
 
私自身、地方育ち田舎育ちなので
子供の頃はマイホームが
当たり前でした。
 
マイホームを検討してもいい時期とは
思うのですが、夫が大反対をしています。
 
この歳で借金を背負いたくない。
今の賃貸住宅で充分だ。
地元に帰るかもしれない。
などです。
 
どうすればいいでしょうか?
 
(八納の答え)
ご主人が反対しているとのことですが、
男性は「論理的に問題がクリアー
出来ればOK」という部分の本人でも
気づかないぐらい深い部分で
「感情的な不安」を感じています。
 
なので、この2つをクリアーして
いくことが大切です。
 
例えば、この年で借金を背負いたくない、
という部分に関してはお金の
専門家であるファイナンシャルプランナーに
相談して、具体的に返済計画に
どういった問題があるか問題ないのかを
整理することです。
 
そして「地元に帰るかも知れない」
という部分に関しては、「人に貸せる家」
を意図して貸しやすいエリアや
月々の住宅ローン以上の家賃で貸せる家という
「資産になる家」を考えることで
クリアーが可能です。
 
そうすれば、
賃貸以上の付加価値を
感じてくれるかもしれません。
 
しかし、・・・
 
一番の根底では
「住宅ローンを背負うことに対しての
底知れない不安と不自由さ」があります。
 
ここを解決するには、
夫婦のパートナーシップ
のありかた大きく影響します。
 
まず奥様のほうが、
ご主人がどれくらいプレッシャーを
感じているかを理解
することですね。
 
男性は、感情のことを口に出していうことは
めったにありませんが、子供のころ
から自分が稼がないと家族を持てない、
養えないという観念が強く根付いています。
 
そこにさらに
「マイホームを手に入れるためにローンを
組まなければならない」
というのは無意識ながらとても
大きなプレッシャーを感じているのです。
 
まずは、そこを認識することろから
スタートしてみましょう。
 
そして、頑張って働いてくれていることに
心から感謝されると男性は、うまく
感謝の言葉を返すことが苦手ですが、
天にも昇るくらい心では喜んでいるケース
が多いです。
 
 
八納啓創
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。