YANO'S BLOG
Q&A)風水はどのようにして学べばいいですか?
2018.09.26 Q&A 家づくり110番 メルマガバックナンバー 家相 風水
前回の高気密に対しての話はいかがでしたか?
「温室みたいな息苦しい空間だと思った」
 
という人も多いのですが、
その誤解が解けたことでしょう。
 
今後、高気密の家を考えている方は
参考にしてみてください。
 
さて、今回のQ&Aです。
 
風水に興味がある人はいますか?
今回は、風水に対してのご質問です。
 
 
◇今回のQA 
風水はどのようにして学べばいいですか?
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(ご質問)
最近、風水に興味があります。
いろいろな本を立ち読みしてみるのですが、
どの本を読むと風水のことが
勉強できるでしょうか?
 
 
(八納の答え)
世の中には、風水と呼ばれるものと、
家相と呼ばれるものがあります。
この二つは明確に違っています。
 
一般的に風水は、正式名称でいうと
「中国伝統風水」といいます。
 
中国伝統風水は、現在でも中国や香港を
中心に広がっている風水のことで、
それが現在日本に入ってきています。
 
これ以外にも台湾風水や韓国風水など、
それぞれの地域で形成されたものが
あります。
 
家相は・・・
 
5世紀ごろに仏教伝来とともに
入ってきた気学などがベースになって
日本風土で培われて発展してきたものです。
 
家相の場合は、家の相を見るものが
主体なので、家の周辺地域などを
分析するには、風水を組み合わせて
見る流派もあります。
 
風水がいいか、家相がいいか
ということではなく、
これらの情報を一緒に学ぶと
混乱してしまうということが
起きてしまいます。
 
ですので、風水を学びたいのでしたら、
中国伝統風水をベースにした本や勉強会、
家相を学びたいのでしたら、
家相をベースにした本や勉強会で体系立てて
身につけるのがいいでしょう。
 
あと、
「風水と家相のどちらを
勉強したほうがいいですか?」
という質問もいただきます。
 
私はどちらでもいいと思っていますが、
学ぶのでしたらしっかりと学ぶ気持ちで
望むといいでしょう。
 
気を付けていただきたいのは
「風水の方がただしい」
「いやいや家相の方がただしい」
という論争に巻き込まれないことです。
 
私は両方とも学びましたが、
体系が違い、また深さに関してもそれぞれ
趣があるものなので、それぞれを
非難し合っても仕方ないと思います。
 
私は設計者なので
「風水または家相を活用することが
そのご家族にとって大切かどうか」
が重要だと考えています。
 
 
八納啓創
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。