YANO'S BLOG
慢性疲労、朝のだるさ、あなたの家の電磁波が具体的に及ぼす影響と対策法とは?
2020.03.16 動画 幸せな家造り 基本の「き」 電磁波
今回は電磁波が具体的に及ぼす影響についてお伝えします。
 
その前に、どうしてこれほどまで電磁波のことが問題になるようになったのでしょうか?
これは、私たちを取り巻く環境に家電製品がこの60年ぐらいで圧倒的に増えたこと。
 
そして、それに合わせて家の仕様が家電製品なしでは考えられなくなったことなどが要因です。
 
具体的には、1970年以降に家の中の電線が劇的に増え、家一軒あたりの電線の距離数は1980年頃は150mだったのが、現在では1kmほどになっています!
 
1km→1000m・・・・・!!
 
これだけ電線が屋内に増えると、先に挙げた電場は30年前に比べるとかなり影響を与えるようになっていることが分かってきます。
 
 

電磁波はどのように身体に影響を与えているのか?

 
ここで、私が「電磁波」のことを教わった電磁波測定士の猿田さんからの話を引用します。
 
話によると、
 
 ・アトピーが悪化する
 ・高血圧になる
 ・体がだるくなる
 ・寝不足になる
 
という身体的な影響から
 
 ・愛情が減る
 ・無関心
 ・自分勝手
 
と言った、精神的な部分にも影響を及ぼすとのこと!!
 
 
現代人が、漠然とした不安感や気だるさを感じているのは、社会的な生きづらさという側面だけでなく、電磁波が思っている以上に影響している可能性があるのです。
 
 
 
 

電磁波で気をつけたい点

 
電磁波は、「電場」「磁場」「高周波」の総称だと言う話を全開しましたが、まずは「電場」についてお伝えしましょう。
電場はいわゆるコンセントや天井の中に入っている電線をまとめたところなどで発生しています。
 
 
拙著「なぜ一流の人は自分の部屋にこだわるのか?」でも書いていますが、方位磁石を持って家の中を歩き回ると、極端に針が触れる場所があります。
 
特に布団を床に敷いて寝る人は、下階の天井裏に束ねている電線などで電場が大きく狂っている可能性があります。
 
プレジデントファミリーという雑誌で、「間取り鑑定団」というコーナーで以前連載をさせていただいたことがあります。
 
 
 
娘が寝不足で困っているということでした。マンションにお住まいのご家族だったのですが、その部屋では、弟が二段ベットの上、娘である長女が下で寝ていました。
 
私は、方位磁石を床からゆっくりと持ち上げたところ、床から70cmの範囲で方位磁石が大きく振れたのです!そこから分かったのは、下階の電線をまとめたすぐ上の床で大きく電場が歪んでいたことでした。
 
電場が歪んだところで長居をすると、お伝えしたように寝不足になったり、だるくなったりします。
 
勉強会でも、コンセントのそばからベットを少し話しただけで熟睡できたという話もあり、より確証を得ることができました。
 
ちなみにこの方位磁石は、どこに売っているものでも構いません(笑)
重要なのは、家の中で、方位磁石の針が触れてしまう場所を見つけることです。
 
「寝不足かな」
「だるさがなかなか取れない」
 
という方は、一度方位磁石を買ってきて調査してみてください。
 

磁場で気をつけたい点

 
磁場は、モーターなどを作動する家電製品などを使う時に発生します。
電場のようにスイッチを入れない限り磁場は発生しません。
 
また、磁場は、発生源から離れると、磁場の影響がなくなります。
冷蔵庫や掃除機、電子レンジやIHコンロも同様です。
 
また、磁場はコンクリートも関係なく貫通するということで、電子レンジの壁の反対側が寝室でベットを近くに置いてある場合などは影響が出る可能性があります。
 
電子レンジの壁の裏の部屋・・・
これは見逃してしまいそうですね。
 
ぜひチェックしてみてください。
 
身近なところでは、パソコンなどをコンセントでつないで作業している時です。
この時も磁場が発生します。
 
しかし、多くの方はこのことを知らないので、コンセントを繋ぎながら作業しているケースが圧倒的に多いです。
 
パソコンからは結構強力な磁場が発生して、人体にも影響を及ぼします。
 
 
特にノートパソコンは出来れば、コンセントを外して作業をして、1時間に1回、5〜10分の休憩をしている時にコンセントにつなぎます。
 
じゃ、備え付けのデスクトップパソコンの場合はどうするのか?出来れば、アース付きのコンセントを使って、磁場が発生しないようにしたいですね。
 
アース付きコンセントとは冷蔵庫や電子レンジのコンセントを見るとよく分かりますが、コンセントとは別に、電線が出ていて、それを電子レンジ専用コンセントなどに一緒に繋ぐようになっているものです。
 
デスクトップパソコンのコンセントは、できる限りアースを取るようにしてみましょう。
コンセント側にアースがない場合は、エルマクリーンのようなアースがついたものを導入します。
 
金額的に高いと思うかも知れませんが、日常的に多くの時間を費やす場合には導入を検討してみてください。
 
 
ちなみに他の先進国の多くではコンセントの挿し口が3つ口になっていて、サイみたいですが(笑)
 
 
その一つがアースの役割を果たしています。
 
 
逆にいうと、日本ではコンセントに置ける磁場対策が出来ていません。
 
 
これから家を建てるなり、リフォームなどを検討している場合は、家電製品のコンセントやパソコンなどをコンセントにさして長時間作業をする場所などにはアースを設置してもらうように要望を出してみましょう。
 
パソコン以外だと、充電しながらのスマホいじりも×。
 
そう言えば、スマホを充電しながら入浴している最中に、スマホが濡れて感電死するケースが、世界中から後を絶たないと言われています。
 
 
最近は、防水仕様の携帯電話も出てきましたから、本当に上記のようにして入浴中に充電して感電死する人が増えそうで怖いです。
 
 
例えば、ホテルのお風呂は、トイレ一体型のものも多く、ドライアーや髭剃り用のコンセントは、浴場内についているケースがあります。
 
 
それを使って、充電しながらスマホを持って入浴したら・・・
考えるだけでもゾッとしますが、このことにピンと来ていない人もたくさんいるかと思います。
 
 
ぜひ周りの人にもそのことを伝えてあげてください。
 
 
少し話が逸れました。
 
 
磁場のことで、気をつけたいグッズ、上記以外にも、ホットカーペット、電気毛布、さらには、電気式の床暖房も気をつける必要があります。
 
 
お年寄りには、電気毛布が手放せなくなっている人も多くいます。
 
 
しかし、逆に電気毛布を使うようになって体調が悪くなっているのにも関わらず、その原因が電気毛布だと気づけない人がほとんどです。
 
 
なぜなら、これらの知識がないからです。
もし電気毛布や電気カーペットを使うのなら、必ずアースをとってみましょう。
 
 

高周波で気をつけたい点

 
高周波とは、携帯電話をかけている時やWIFIを使っている時に発生する電波のことをいいます。
 
備え付けの電話で、受話器が電話機に繋がっているものは、高周波は発生しませんでした。
それが、ハンドフリーなどになり無線で電波を飛ばすようになって高周波が発生するようになったのです。
 
無線LANなども代表的なものの一つです。
電話以外にもインターフォンの子機の無線も同様です。
 
猿田さんの研究の結果、高周波もかなり心身に影響を及ぼしているということでした。
特に子供の頭蓋骨は、大人に比べて薄く脳に影響する度合いが大きいようです。
 
本当に悩ましいですよね。。。
そんな高周波。。
 
多くの家庭で普及しているWIFIですが、WIFIを電源から外すだけで、体調が変わってくることもあり、もし原因不明の体調不良の時は、WIFIの電源を外して、1時間ぐらいで体調がどのように変化するか検証することは重要なようです。
 
またスマホは機内モードにしていても、WIFI受信をするので、ベットの側に置いておくだけでも、体調に影響を及ぼす可能性があるようです。
 
対策グッズなどもあるので、一概には言えませんが、寝るときにWIFIを切って、携帯の充電はリビングなどで行い、寝室には家電製品を一切、持ち込まないようにしてどのように体調に変化があるかを確かめるのがいいでしょう。
 
動画でもまとめてお伝えしていますので、合わせてご覧ください。

 
 
いかがだったでしょうか?
 
 
猿田さんは
 
「神経質になりすぎるそのメンタリティの方が心身に悪影響を及ぼす可能性がある」
 
と言います。
 
私も同意見です。
 
私が、家相の鑑定を安易に行って鑑定結果ばっかり気になる方が体に悪いという話をしたことがありますが、それに近い感じがします。
 
神経質になって、上記のことを行うのではなく、「電磁波と共存するにはどうすればいいか?」という視点で、環境を整えることが重要でしょう。
 
 
 
 

電磁波の影響を受けた体をどのようにすればいいか?

 
結論から言うと「体に帯電した電気を日常的にアースする生活を送ること」です。
最近はアーシングマットというものが売っています。
 
これは、体に帯電した電気をアースするものです。
これで、電場や磁場で帯電した体から電気を抜くことが可能です。
 
アーシングマットでなくても裸足で、芝生の上などを歩くというのも有効ですし、温泉に浸かるのもいいでしょう。
私は、以前から無性にお風呂に浸かるのが好きなのですが、これもアーシングの一つになるようです。
 
砂浜を裸足で歩くのもいいですよ。
 
ただ、上記では、電場や磁場で帯電した体には有効ですが、高周波の影響を体から抜くことは出来ません。
 
 
家の中でもWIFIを使っていたらその高周波から逃れることが出来ていません。
オススメは、家のブレーカーを10分でもいいのでOFFにすることです。
 
OFFにすると、明らかに体調が変わってくることが実感できるでしょう。
それ以外にも、WIFIなどが一切飛んでいないエリアにで高周波の影響を受けない生活を数日送ることも有効です。
 
ぜひ合わせてやってみましょう。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。