YANO'S BLOG
風水と家相の違いって何?どちらがいいの?
2019.09.20 家相 風水
ここ2回ほど風水の話をしましたが、「風水と家相って何が違うのですか?」という質問もよく受けますので、それにお答えしましょう。
 
 
 
風水は、前回にも話しましたが、中国の紀元前の時代、三国志に出てくる諸葛亮孔明などが戦で活用したもので、城下町や住宅にもその風水が活用されてきたものです。
 

それに対して、家相とは何でしょうか?

 
家相とかいて「かそう」と読みます。手相や人相などを同じく、その形状から特徴を読み解く学問ですが、風水と何が違うのでしょうか?
 
わたし自身色々な鑑定士に「何が違うか?」をたくさんヒヤリングしてきました。
家相のことを否定する風水鑑定士や風水のことを否定する家相鑑定士など様々しました。
 
しかし、いろいろな人のヒヤリングをしてきて分かったことは、
 
  ▼家相の原型は5世紀の仏教伝来の頃に中国から入ってきたもの
  ▼家相は、そこから日本の風土に合わせて積み上げられたもの
  ▼弘法大師空海や江戸時代の天海などが家相を扱っていた人として有名
  ▼家相は九星気学に基づいて、特にこの100年ぐらいで発展してきた
 
などです。
 
話を整理すると
 
 ・風水と家相は、1500年前あたりまでは同じベースだった
 ・家相は日本の気候、風土に合わせて独自に発展した
 
となります。なぜ日本で風水と家相がごっちゃになっているかというと、日本で家相を広めたメンバーがこぞって「風水家相」という名前を使って広めてしまったからです。風水家相と名乗っている人の体型をみると、ほとんどの場合「家相」です。
 
風水は、中国伝統風水と言われていて、それ以外にも台湾や香港、韓国などにも独自の風水があります。
家相は、陰陽五行、九星気学などがベースになっています。
 

【八納の自邸も、家相をベースにした間取り計画を採用している】

 

なぜ風水や家相は怪しいと思われているのか?

 
そして、興味深いのが次です。
 
  ▼風水と家相でお互いのことを避難し合っている
  ▼しかし、これは風水や家相をあやしいものとして一般の人に思わせるためのプロパガンダ
 
プロパガンダというのは、情報操作によりそう思い込ませる行動のことです。
 
プロパガンダによって、一般の人ほど「風水や家相はあやしい」と思い込まされているという事実は興味深くありませんか?
 
そして、経営者や資産家ほど、こっそりと風水や家相を取り入れていると聞くとあなたはどう思いますか?
 
「こっそり扱っているなんて怪しい」
 
と思うかもしれませんが、逆です。
 
世の中が怪しいと思っているので、わざわざ「あやしい」と思われるのは面倒なので、出来るだけ出さないようにしているだけです。
 
実際にプライバシーのことがありますから、詳細にはお伝えできませんが、多くの経営者から風水や家相を組み込んだ建築の相談を受けます。全国からわたしのところに問い合わせがどんどん来るという事は、ニーズはあるけど、このニーズに対応できるだけの設計を理解している専門家が少ないという事なのでしょう。
 

どちらがいいの?に対する八納の見解

 
あなたは、風水と家相どちらがいいと思いますか?
わたしはこの質問自体がずれていると考えています。
 
なぜなら、風水で作った建築も、家相で作った建築もそれぞれ実際に結果を出しているものが多数存在するからです。
 
わたしは、この話を歯の治療に例えることがあります。
虫歯を治す手法が幾つかあったとします。しかし、医療業界では「このやり方が正しい!」と言って論争までには至らないでしょう。なぜなら、きっちりと治りさえすればいいからです。
 
それを風水や家相の業界では
 「家相の精度が低い」
 「風水は中国のもので日本の風土に合わない」
などと、論争を起こしています。これは、プロパガンダの1つだともお伝えしましたが、それぞれの人たちは本気でそう言い合っています。
 
しかし、風水や家相の専門家とたくさんコラボしてきた設計士の立場から言うと
「その流派のやり方で結果が出るのならそれでいい」
とわたしは思います。
 
他の流派を否定している時間があれば、実戦で自分の取り組んでいる体系をとことん突き詰めることにつきます。
 

【家相鑑定士と組んで取り組んだ家の現場でのチェック風景 流派によって使う方位盤も違ってくる】

 

選択する立場からしたら何をみればいいのか?

 
風水にしろ、家相にしろ、どちらにしても「しっかりと実績の出している鑑定士」に依頼することが重要です。もし新築をするのなら鑑定実績にしても最低でも30件を超えているかどうか?を一つの目安にすればいいでしょう。
 
インテリアの風水の場合は、やり直しがしやすいので、これから経験を積もうとしている鑑定士と長年付き合いながら、改善を加えて整えていくのも一つです。
 
あと、気をつけたいのは「コントロールしようとする鑑定士」「依存させようとする鑑定士」です。
「わたしの言うことさえ聞けば大丈夫」と言うようなフレーズが出てきたら、さっさと離れましょう。