YANO'S BLOG
家づくりのセカンドオピニオンサービスとは?
2020.04.03 お知らせ
家づくりを依頼しようとすると、その相手は大体3者あります。
 
ハウスメーカー、工務店、設計事務所になります。
では、どうやって自分たちが望む家づくりをしてくれる会社を見つけるのか?
 
 
 

さて今回は、家づくりのセカンドオピニオンサービスについてご紹介しましょう。

 
あなたは、医療のセカンドオピニオンサービスをご存知ですか?
 
主治医以外に、別のお医者さんの意見をもらって、自分自身で総合的に判断するケースがありますが、この時の別のお医者さんがセカンドオピニオン(2人目の専門家からアドバイスを受ける)になります。
 
それをそのまま住宅業界に置き換えてみましょう。
 
例えば、ハウスメーカーでの家づくりを検討している人がいるとします。
ハウスメーカーは営業マンが窓口で打ち合わせが行われます。
 
その場合、別の設計士にその設計内容のアドバイスをもらうのがセカンドオピニオンになります。
工務店や設計事務所で設計してもらっている時にもセカンドオピニオンが有効な場合もあります。
 
では、どんな時にセカンドオピニオンが有効になるのか?
 
それは、相手に対して不信感や不安が出た場合や、あまりにも自分が素人で相手の言いなりになってコントロールされているように感じた場合などです。
 
さらにいうならば、次の5つのことを挙げれます。
 
 

1.家を建ててもらう人は情報弱者の立場になりやすいから

  
 専門家から「この場合は、このようにするのが通常です」と言われた際に、それを検証する情報を持っている人は殆どいません。同じだけの情報を持つには、かなりの労力を使って情報を習得するしか有りません。そう言った意味で、家を建ててもらう人は、住宅業界における情報弱者になるのです
 
 

2.専門領域の話は相手を信じるしかないから

  
 「この珪藻土は体にいいですよ」と言われたとしても、その珪藻土が化学系の成分が多く含まれていて場合によっては、発がん性の入っているものなど、一時期ニュースになっているような素材かどうかの見極めはつきません。この場合は、相手を信じるしかないような状況に追い込まれてしまいます。
 
 

3.業界の常識や非常識が分からないから

  
 「断熱材はこの材料を使うのが常識ですよ」「家のコストには、庭工事などの費用を含まないのが常識ですよ」と言われても、業界の常識は分からないものです。また業界の常識だと思って喋っているその専門家の常識も単にその人だけがそう思っているケースもあります
 
 

4.適正な金額か分からないから

  
 各社から見積もりが出た時に、単に金額が安いところが一番適正なのでしょうか?そんなことはありません。使っている素材などによって単価が大きく違ってきます。しかし、それを見極める術は一般の方には難しすぎます。
 
 

5.本当に相手が適正なパートナーか分からないから

  
 はじめに出会った会社と家づくりを出会い頭的に進めてしまうケースが多くあります。しかし、本当にその相手が適正なパートナーなのでしょうか?ハウスメーカー、工務店、設計事務所など、どの相手が適正なのかを見抜くにはなかなか難しいものです
 
 
このように、家を建ててもらう人は、家づくりにおいてどうしても立場が弱くなってしまいます。
一生に何度も建て替える人は多くありません。
 
家づくりを確実に成功させるためには、「自分たちの立場にたった専門家」が重要になってきます。
 
従来は、設計事務所が設計を受ける時には、施工会社を相手に「自分たちの立場にたった専門家窓口」として機能します。そういう意味では、設計事務所に依頼すれば一石二鳥です。
 
しかし、ハウスメーカーや工務店で家を手に入れたい場合は、「自分たちの立場にたった専門家」は存在しないため、相手との信頼関係を育むのももちろんですが、繰り返しになりますが、自分たちもそれ相応の知識力を身につけないと、相手と対等な関係を結ぶのは難しくなります。
 
そういった時に、機能するのがセカンドオピニオンです。
 
 
 

ここから弊社のセカンドオピニオンサービスの詳細をお伝えします

 
 
「1ランク上のライフスタイルを実現するセカンドオピニオンサービス」。
 
弊社で行なっているセカンドオピニオンサービスについて説明します。
 
弊社の場合は「自分たちの立場にたった専門家」としてアドバイスをするだけでなく、省エネ性能を高めた家づくりをしたい、どういった天然素材の材料が体にいいのか?風水や家相が気になるけど、間取りの相談が出来ないか?、わが子に落ち着きがなく、どうやったら集中力を高める間取りや家の使い方ができるか?など、ライフスタイルを1ランク上にアップさえるノウハウまで提供いたします。
 
Q1)まだ漠然としていますが、具体的にどういったことをしてもらえるのか?
A1)相談内容に合わせて、最適な作り手と家づくりに成功させるツボをお伝えします。 
 
Q2)ハウスメーカーから間取りの提案が出てきました。それを相談してもいいのですか?
A2)もちろんです。あなたのご要望を伺い、1ランク上の暮らし方が出来る間取りアドバイスを行います。
 
Q3)数社から提案をもらっているけど、どれがいいか分からない。そう言った相談もいいのですか?
A3)専門家から見た客観的なフィードバックが可能です。あなたの話を伺い、それに沿った最適な提案
   がどれか、さらにどうすれば提案内容をブラッシュアップできるか?をアドバイスできます
 
Q4)風水も相談できると聞いたのですが、提案された間取りを持っていけばいいですか?
A4)間取りを持ってきていただければ、その内容に見合った風水プランをこちらから提案することも可能です
 
Q5)見積もりが出てきているのですが、その内容が正しいかどうかの判断など相談できますか?
A5)108棟の実績がございますので、専門家として金額の落とし所をお伝えすることが可能です。
 
Q6)わが子が集中できる間取りって具体的にどういうものですか?
A6)子供の資質によって変わりますが、ケースバイケースで具体的な提案をいたします。
   基本的な考え方は、八納の著書「わが子を天才に育てる家」をご覧ください。
 
Q7)作り付けの家具などの相談も出来ますか?
A7)それは実際の施工をする会社と話をしてください。そのためのアドバイスは可能です。
 
Q8)セカンドオピニオンの費用ってどれくらいかかるのですか?
A8)後ほど詳細を紹介しますが、セカンドオピニオンとしてハウスメーカーや工務店からの見積もり金額のチェックをすると、十分元が取れる程度の費用です
 
Q9)なぜセカンドオピニオンサービスをはじめたのですか?
A9)新型コロナウィルス発生後の世の中が不安定で、住宅業界自体も建主のことを本当に考えた家づくりをする余裕がなくなってきていると実感しているからです。
 
 
上記は、たくさんの方からいただいたご質問を取りまとめたものです。
 
 
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。